ゴルフスクールに、年単位又は数ヶ月単位で通われている方。
順調に上達していますか?
御自分の目標は達成しましたか?
目標達達成どころか、上達の実感もない人もいるのではないでしょうか?
個人レッスンを受けた経験のある方、一度のレッスンで劇的なボール打てましたか?
スライスを アッと言う間に直してくれましたか?
何だか直った様な直ってない様な、今ひとつ理解しきれてない様な感じの方も多いのではないでしょうか?
それが、一般的なレッスンを受けた 殆どの人の感想だと思います。
今日はそんな日本のレッスンプロの質と、教わる生徒さん側のお話しをしたいと思います。
ゴルフレッスンの値段について

貴方は、ゴルフのレッスンを30分受けて 幾ら払いますか?
又、払った事がありますか?
30分なら2000円から3000円位ではないでしょうか?
何だか、よく分からないものには皆さん その程度しか払わないのです。
だって、レッスン受けても そんなに変わらない様なら、それも仕方のない事かもしれません。
日本では、ゴルフレッスンにお金を払う習慣が無い様に私は思います。
練習場に所属するレッスンプロに、常連のお客様が今度一緒にゴルフに行こうと誘っていました。
プレー代は、お客様が持つから行こうと誘っていた訳です。
私達レッスンプロは、練習場とゴルフコースはお金を稼ぐ場所です。
実際にゴルフに誘った常連客は、プレー中にレッスンプロにレッスンを希望するでしょう。
そこへ、ノーギャラで誘う。
ということは そのプロをレッスンプロとして扱っていないということです。
でも、これが日本のレッスンの現状なんです。
こんな感じにしてしまったのは、生徒やお客さんが主な原因ではありません。
今までのレッスンプロの責任によるものです。
そんなレッスンプロ達が多い日本にゴルフレッスンの世界において、お客様である生徒さんは、レッスンプロに正当なギャラを払うという土壌が育っていません。
でも、そんな世の中でも高額のレッスンフィーを払う方も大勢います。
では、どんなプロになら高額なレッスンフィーを払うのか?
トーナメントプロコーチというプロには、皆さん盲目的に払います。
私の知人が、アメリカの有名レッスンプロに香港でレッスンを受けてくると50万円払って行ってきました。
レッスンは、一言だけで 「脇を締めなさい」たった、その一言で50万円です。
国内でも、1年間で数百万円払ったけど全く上手くならなかった。
という方が大勢レッスンに来られます。
そんなお客様に、私が質問します。
貴方は、トーナメントプロと同じ体力とスイングに対する知識がありますか?
高額なレッスンフィーを払って、高度なゴルフスイングをレッスンプロが教えてくれたとしても、レッスンを受ける側が出来ない事を教えてしまっては意味がないんです。
アマチュアゴルファーを対象にレッスンをしているレッスンプロの方が、お客様の目線に合わせたレッスンを本来するべきなんです。
現在のレッスンプロの大半は債務不履行

現状のレッスン業界では、生徒さんの希望通りの結果を出しているレッスンプロは、ほとんどいないといないと思います。
1番致命的なレッスンプロは、質問をしても明解答えが無かったり 懇切丁寧な説明もレッスンもないレッスンプロです。
しかし、日本にはこんなレッスンプロが大半を占めています。
何故なら、殆どのレッスンプロはトーナメントプロを目指していたプロがトーナメントを諦めてレッスンを始めるのが原因です。
レッスンを生業にして、レッスンプロに徹して、レッスンに関するあらゆる勉強をしているレッスンプロは、全体の数%しかいないのが現状です。
アメリカのように、レッスンプロを目指した時からレッスンに必要なスキルを習得する環境や土壌が日本にはないのが現状です。
ですから、日本では自信とプライドを持ってレッスンをするプロフェッショナルが殆どいません。
今のレッスンプロは、お客様に強烈な感動を与えるレッスンをしてこないばかりか、お客様の目標も達成させることが出来ない、債務不履行状態が横行しています。
だから、いつ迄経っても安いレッスンフィーでレッスンを長い間続けないとならないというレッスンプロにとっても、お客様にとっても、どちらにも良くない状況が蔓延している訳です。
本来であれば、目標を期間内に達成できなければ、レッスンプロがお客さんにお金をかえしても良いと私は考えています。
しかし、現実にはお客さん側が、せっかく教えてもらったのに自分の努力が足りない、自分にはセンスがないから、と自分のせいにしてしまっています。
本当は、まじめにレッスンを受けて、まじめに練習をしても上達しなければ、レッスンプロに対して、「お金を返して下さい」と言ってもいいんです。
私のレッスンは、短期間で目標達成させます。
そして、どんな質問でもお客様が納得するまで説明します。
一度のレッスンで、今まで打った事無いボールを打たせます。
スライスを治すだけなら10分も必要ありません。
極端な話、目標がスライス克服であれば、1時間で卒業です。
お金もその分しか頂きません。
勿論、その他にも飛距離アップがしたいだとか、スコアアップしたいという新しい目標が生まれれば、目標を達成するまでお付き合いします。
まとめ
教える方は、生徒が上手くならなくても責任を取ろうとしない。
教わる側をしっかりとお金を払おうとしない。
だから、上達しなくても何も言わない。
これの悪循環を私は逆にしたいと思っています。
具体的な値段は、レッスンプロによっても異なりますが、現在の1コマ(1時間)数千円という値段ではなく、1コマで1万円から2万円の報酬。
その代わりに、レッスンプロはお客様の出す結果に対して責任を負う。
目標を達成すれば卒業させる。
そうすれば、お客様は納得すると思います。
しっかりと教えてくれるレッスンプロには、しっかりと報酬を払う。
そのかわりに、上手くならなかった時、成果に満足がいかない時には生徒さんがプロに対して責任を問う。
こういう文化が根付けば、日本のゴルフレッスン業界だけでなく、日本のアマチュアゴルフ界も変わってくると思います。
コメント
片山プロが打つ時の後方からの映像も見せてください。飛距離や球筋を是非見たいと思います。
練習場の打席で撮影すると、基本的に打席の方が暗く、逆光での撮影になります。
逆光で球筋を撮影するとなると、高価な機材や専門の技術を持ったカメラマンが必要になるので、現状では無理です。
申し訳ありません。